|3次元活用の変遷
時代背景・PC環境・CAD自体の進化により、我々の3D/CADの活用方法も変化してきました。
弊社においての活用の変遷を以下に簡単にまとめています。
1994.3 | ユーザーニーズの多様化に対応 -3次元CAD/CAM U-Ghaph 導入- |
外観意匠に自由曲面を使ったものが増えはじめ、従来の2次元、2次元半のシステムでは対応しきれなくなったことをきっかけに、サーフェイスモデル最終版であるv9を導入し、3次元化に着手した。 | |
1995 | 3次元設計・製作がメインとなる |
輪郭ごとに断面を定義して、単面ごとに加工する2次元半から、画面ですべての形状を確認でき、全体を最適化して加工できる3次元に集約・一本化していった。2次元で出来る簡単なもの以外は3次元を基本としての設計・製作に切り替えていった。 | |
1999 | 3次元データ支給の受注が増加 |
3次元データ支給が増加してきたが、弊社の古いハード環境の演算能力不足、サーフェイスオンリーの効率の悪いモデリング、中間ファイルのエラー多発等の問題が生じるようになってきた。 | |
2000.3 | 効率化を図る為のツールとして活用 -VISI-CAD & WORK NC導入- |
自動化3次元CAMの導入によりNCデータ作成時間の短縮が出来るようになった。 また、CADもソリッドベースになり設計の効率が上がった。すなわち、3次元化することにより設計から加工までのリードタイムを飛躍的短縮する事が可能となった。 簡単なものであればモデリング完了した後、翌日からの加工も可能。 |